[視点]スマッシュワーズでは2014年に作家10万人による、33万タイトルを流通

2015年1月12日 / ニュース, ニュースキュレーション

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 米国のセルフパブリッシングプラットホーム大手企業スマッシュワーズのCEOが2014年の振り返りと2015年の展望についてブログに記事を公開している。それによれば、2014年に配信したセルフパブリッシングの電子書籍タイトル数は336,400で、前年比22%増、登録作家数も10万人を突破したという。また、同社の専業スタッフ数も26名に増員したと発表している。

 このブログを見ると、過去の成長を表すグラフも掲載されているのだが、相変わらず米国のセルフパブリッシング市場は活況であるといえるだろう。作家10万人に対して、33万タイトルを流通しているということは、作家一人あたり単純平均で3.3冊というわけだ。日本ではスマッシュワーズと類似するようなセルフパブリッシング市場はまだ開花しているとはいえないが、ひょっとすると日本ではケータイ小説、ラノベ、同人作品などということになるのだろうか。表現手法が違うだけで、自分の作品を世の中に問いたいというクリエーターマインドは同じといえそうだ。

  • Smashwords: 2015年の書籍産業の見通し:低成長が挑戦と機会を表す[Smashwords Blog
  • Smashwords: スマッシュワーズの2014年の振り返りと2015年の計画[Smashwords Blog

 編集部

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