[視点]海外の新しい電子書籍関連ソリューション

2015年10月5日 / ニュースキュレーション

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 この1週間に報じられた海外の電子書籍関連の新サービスを紹介しておく。まず、Vellumはワードの文書ファイルをドラッグ&ドロップするだけで電子書籍ファイルに変換するツールだ。特徴的なのは編集画面と電子書籍端末エミュレータ画面が同時表示される点。開発したのは元ピクサーアニメーションスタジオのエンジニアが起業した180g社である。EPUB・MOBI・iBooks形式などに対応しているという。
 そして、電子書籍PRサイトであるNetGalleyはこれまで業界関係者を対象としていた発売前作品の献本ファイル送信サービスを一般読者向けにも拡大をした。日本ではこうした献本の仕組みとして有力なものはまだないのではないか。
 さらに、Pronoun社は印税100%の電子書籍配信サービスを開始した。収益は出版するまでの著者向けの各種サービスによってあげていくようだ。ちょうどソフトウエアは無料でも、そのサポートでビジネスをするのと類似している。
 電子書籍市場が停滞をしていると報じられている米国でも、こうして次々と新しいサービスが登場してきている。日本でもビジネスチャンスはまだまだありそうだ。

ニュースソース

  • Mac OS X用電子書籍オーサリングアプリ「Vellum」がアップデート、合本版やアンソロジー制作に対応[hon.jp DayWatch
  • 米国の電子書籍PRサイト「NetGalley」、発売前のドラフト作品献本サービスを拡張[hon.jp DayWatch
  • 米Pronoun社、手数料フリーの電子書籍配信プラットホーム「Pronoun」を正式オープン[hon.jp DayWatch

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