[実証実験成果報告 10]OnDeck読者参加企画で8作品を出版(2012年12月)

2016年4月22日 / 実証実験レポート


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2010年の創刊以来、電子出版に関するさまざまな事柄を自媒体を用いて実験してきました。本連載では、OnDeckがこれまでに手がけてきた実証実験の成果をレポートします。

 2012年12月、実験フェーズから実用フェーズに入るにあたり、NextPublishingが参加しやすいプラットフォームかどうかを検証することを目的に、OnDeck weekly読者を対象とした出版プロジェクトを実施。応募15名から8名を選出し、2013年2月にNextPublishingにて出版することになった。募集から出版まで2カ月程度であること、同時に8作品を出版したことなどが成果となった。
 当時、EPUBを個人が作るのはまだ難しく、出版社も制作会社に依頼して作成するのが一般的だった。一方、OnDeckはすでに自社開発のNextPublishingプラットフォームを実運用していたが、このプラットフォームがより多くの人に使っていただけるものかどうかを評価したいと考え、OnDeck weekly読者に参加を呼びかけたのが本企画だ。
 結果的には苦戦された方はいたものの、多くはこちらの指示通りに原稿を作成していただいた。商用出版物としては採算ラインに少し届かなかったものの、NextPublishingというプラットフォームの評価ができたのが大きな成果であった。
 ちなみに、このときに使っていただいたのは、Wordファイルそのものを組版ファイルに使うという大胆なものであった。Wordで印刷書籍の見た目をそのまま意識しながら執筆できるのが利点であったが、フォントの有無やOS(WindowsとMac)の違いにより、見た目と異なる結果になるという課題が明らかになった。これは不特定多数の人に参加していただいたことで確認できたことで、以後のシステム改良に大きな影響を与えることになった。

 
ポイント:
・電子出版プラットフォームとしてのNextPublishingのパフォーマンスをチェック。
・NextPublishingを利用することで、短期間で8作品を出版できることを再認識。
 
関連号:
OnDeck weekly 2013年2月21日号
※EPUB表示にはbib/iを利用しています。
 
関連リリース:
「読者」が「著者」になりました! OnDeck出版プロジェクトで 8名の読者が電子&印刷出版デビュー

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