[視点]コンテンツの制作=デジタル資産化の技術的議論の必要性
2016年4月20日 / ニュースキュレーション
カナダでは電子書籍製作者ミーティング「ebookcraft 2016」というイベントが開催され、その概要をIDPF(International Digital Publishing Forum)がレポートしている。主に、EPUBのオーサリングにまつわる技術的な話題が多い。例えば、EPUBファイルの検証、そして電子書籍書店ごとの異なった仕様への対応方法、スタイルシートのオーサリング技法、CMSの活用などである。日本では大手出版社以外ではEPUBのオーサリング、つまり発行システムをシステマチックに行っている例は多くないと思われるが、コンテンツを“資産化”をするためにはこうしたシステムの議論を高めていく必要があるだろう。
ニュースソース
- IDPF、カナダで先月開催された電子書籍制作者ミーティング「ebookcraft 2016」の様子をレポート[hon.jp DayWatch]
- ebookcraft 2016[EPUBZone]