[実証実験]NextPublishingトライアルサービスのススメ
2015年1月15日 / 実証実験レポート
2014年末にOnDeck weekly読者限定で公開した、「NextPublishingトライアルサービス」はすでに試してみたでしょうか? 今回は、制作トライアルサービスを楽しむ?方法について紹介します。
サンプルファイルをダウンロードしよう
トライアルサービスについては、下記のサイトで紹介していますので、まずはアクセスしてみてください。
http://service.nextpublishing.jp/
左側にあるメニューから「制作トライアル」→「4.サンプルファイル」をクリックしてみてください。こちらからNextPublishingで使用している「超原稿用紙」のサンプルファイルをダウンロードできます。
サンプルファイルは、横組用のものと縦組用のものの2種類を用意しています。「変換サンプル.DOCX」が横組用です。このファイルは超原稿用紙の使い方について解説したものですので、制作トライアルサービスを試す前に、目を通すことをお勧めします。
「変換サンプル(縦用).DOCX」は、アルファベットなどを全角文字で表現するなど、縦組の変換結果を確認できることを目的としたファイルです。こちらは主に縦組書籍を超原稿用紙で表現する際に必要となる事項をまとめています。どちらのファイルもMicrosoft Word(2007以降)で編集できます。
サンプルファイルを見ていただけると理解できるとおもいますが、いたってシンプルなWordのドキュメントになっています。違いは「段落スタイル」を適用することで、文書構造を表現している点です。慣れるまではシンプルに「◎本文」と「◎大見出し」「◎中見出し」だけを使ってみるのがおすすめです。
サンプルファイルを変換してみよう
サンプルファイルの確認が終わったら、実際に変換してみましょう。変換用の制作トライアルサーバーは登録ユーザーのみがアクセスできる仕組みになっていますので、申し込みページより申請してください。申請後、アクセス用のIDとパスワードが書かれたメールが届きますので、こちらを使ってログインしてください。
制作トライアルサーバーは非常にシンプルな構造になっています。変換したい超原稿用紙を指定し、変換したいスタイル(縦組・横組)を選択し、変換結果の案内メールを受け取るためのアドレスを入力するだけです。

制作トライアルサーバー。実際のNextPublishingでは、さまざまな判型やスタイルが用意されている。
「アップロード」ボタンをクリックすれば、あとは変換結果の案内メールが届くのを待つだけです。早ければ1分程度でEPUBとPDFの変換が終了します。

サンプルファイルのPDF変換結果。実際の書籍で使われているフォントとは異なるが、それ以外は正式版と同じ内容となっている。
いかがでしょうか? 制作トライアルサービスは機能を限定して公開していますが、正式版ではさまざまなスタイルに変換できる仕組みを採用しています。まずは、この制作トライアルサービスを試してみてください。
編集部