[視点]アマゾンが“サクラ”レビュー事業者を提訴
2015年4月20日 / ニュース, ニュースキュレーション
米国アマゾンが「サクラとなって、レビューを投稿する」企業を訴えた。消費者によるレビュー記事は購入を検討している消費者にとって重視する情報の一つだが、これを販売事業者に成り代わり、有料で意図的によい評価を投稿することを事業としている企業があるということだ。記事によると、投稿1本あたりの料金は19ドル〜22ドル(2,280〜2,640円)だという。この記事からはわからないが、おそらく競合他社商品にネガティブな投稿をすることもあると思われる。こうした事業者を野放しにすると、アマゾンのような販売プラットホームの価値が低下することにつながるため、対策に乗り出したというわけだ。日本でもこうした事業者の存在は折にふれて指摘されるが、いまだ大きな問題としてクローズアップされていないが、今後は同じようなことも起こるだろう。そして、おそらくアマゾンにかぎらず、レビューを採用しているプラットホーム全体の課題でもあるだろう。
ニュースソース
- アマゾンが「サクラレビュー販売やめろ」訴訟[Gizmode]