[視点]WordとLaTeX:その効率を比較する

2015年4月20日 / ニュース, ニュースキュレーション

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 電子書籍のみならず、電子出版の制作方法にはDTPソフトやワープロソフトのような環境で完成形を見ながら制作することと、マークダウンやLaTexのようなマークアップ書式を使う方法がある。どちらが効率的かということはたびたび議論となるところだが、その両者を定量的に比較したレポートが発表されている。直感的にはどのような複雑さの文書をどのような分量で作るかということによると思うが、おおよそそのような結果にはなっていると思う。ワープロソフトではスタイルを定義して使うことがあまり一般的には知られてないことや、大量な文書を扱い始めると図版を思った位置に配置できないなどの不具合の指摘もある。LaTeXは論文のようにあらかじめ決まった体裁を作るのには効率もよさそうだ、新しいスタイルを定義しようとするとそれなりの技術的なスキルが要求される。いずれにしても、文書の論理構造を維持する中間的な書式に対して、用途やスキルに応じた多様な入力方法が必要ということか。

ニュースソース

  • WordとLaTeX:どちらが生産性が高いか? ついに科学的な検証が行われる[mappingignorance

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