[視点]電子書籍利用者はプリント版書籍も読む頻度が高い
2015年4月13日 / ニュース, ニュースキュレーション
電子書籍の利用動向について、MMD研究所が自主調査「2015年3月 電子書籍および紙書籍に関する調査」の結果を発表している。それによると、電子書籍利用経験は無料コンテンツは42.8%、有料コンテンツは25.3%で、男性の方が女性より10ポイント以上高いということだ。また、電子書籍利用未経験者よりも電子書籍利用経験者の方が紙書籍を読む頻度、購入する頻度ともに多い傾向にあるという。レポートのなかで、明確な分析は行われていないが、電子書籍も印刷版書籍も「読書好き」な人たちに支持されていて、そもそも印刷版でも読書をしなかった人を電子書籍が新たに取り込んでいるということではないという、当たり前ともいえる結論か。
ニュースソース
- 2015年3月 電子書籍および紙書籍に関する調査[MMD研究所]