[視点]中野区立中央図書館は電子書籍サービスの実証実験を開始
2015年2月16日 / ニュース, ニュースキュレーション
凸版印刷が中野区立中央図書館(東京都)で電子書籍サービスの実証実験をすることが発表された。閲覧できるのは館内のWi-Fiの電波が到達する範囲としていて、電子書籍の貸し出しをして、自宅に持ち帰り閲覧するものではない。電子図書館は今後の普及が見込まれる分野だ。公共サービスは予算措置なども必要なことから、こうした実証実験を繰り返しながら、提供者も利用者も理解を深められるということはよいことだろう。
スクリブドがコミック作品10000タイトルを扱い開始
米国の月額定額制購読サービス(サブスクリプションサービス)を提供しているスクリブドが10000タイトルのコミック作品を追加したと発表している。現在、合計で100万タイトルが提供されているということだ。着々と取り扱い作品数を増やしているサブスクリプションサービスだが、その顧客数や売り上げについてはまだ具体的な数字は発表されていない。しかし、先日のデジタルブックワールドコンファレンスでは大手出版社であるサイモンアンドシュースターがそのチャンネルによる売り上げに満足をしている旨の発言をしていることが報じられている。
なお、スクリブドは日本の電子書籍取り次ぎ大手のメディアドゥと提携を発表し、日本の電子書籍作品を海外向けに配信することが可能になるということが発表されている。
ニュースソース
- 中野区の公立図書館が電子書籍サービス、絵本・名作文学・コミックをWi-Fi経由で[INTERNET Watch]
- Scribdが10000タイトルのコミックサブスクリプションに追加〜現在100万タイトル[DigitalBookWorld]
編集部