[視点]シャープが電子教材事業に参入

2015年2月3日 / ニュース, ニュースキュレーション

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 シャープが教材の電子化事業に参入することが日本経済新聞で報じられている。教育関係の出版社と共同で教材を開発し、学校や塾などへの配信を行うとしている。今号でも紹介したように、アマゾンもKDP EDUを発表し、今後は教育市場をめぐるシェア争いが激しくなりそうだ。ただし、こうした配信側の話だけでなく、教材の電子化によって、どのようなメリットがあるのかをもう少し明らかにすべきだと思う。昨年の教育関連の展示会などを取材しても、教材が電子化されることに力点があり、それによる効果などが十分に検証されていないようにも思える。また、インタラクティブな教材を作る、そしてそれを使って授業をするノウハウもまだまだ未成熟に感じた。こうした各社の試みが出てくることで自然と教える側もさまざまなノウハウが会得できることを期待したい。

ニュースソース

 編集部

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