[視点]電子書籍オーサリング/配信ソリューションが着実に進化中
2015年2月9日 / ニュース, ニュースキュレーション
今週はコベック、ブックビヨンド、メディバンの各社から電子書籍のオーサリングと配信のソリューションに関するニュースがリリースされている。それぞれはセグメントも異なるので単純に競合するものではないのだが、こうしたプラットホームがそれぞれの方向で進化を遂げていることを表している。こうしたプラットホームが充実することは、今後のセルフパブリッシング、小規模出版社向けソリューション、そして大学研究室での利用が広がることにその市場性を感じる。
フジテレビがコミックを配信開始
フジテレビが電子コミックの配信サービスを開始すると発表した。別の報道によると、コンテンツをフジテレビに供給するのは出版デジタル機構(パブリッジ)だという。特に、フジテレビの人気番組の原作を中心とした配信となる模様だ。すでに報じられているように、電子コミック市場は活況だが、放送局がテレビ番組との連動させていくのはこれまでになかった取り組みだ。また、出版デジタル機構から供給を受けるという点にも着目すべき点だ。
ニュースソース
- コベック、導入実績1,000社以上のノウハウをもとに開発されたeBookソリューション「Wisebook」の最新バージョンをリリース[ニュースリリース]
- ブックビヨンド、電子出版プラットフォーム「wook」の運営開始[eBookUSER]
- メディバン、電子書籍ストア大手4社への出版登録を無料で代行する新サービス[INTERNET Watch]
- フジテレビ、民放初の電子コミック配信サービス、約1万タイトル・4万冊をラインナップ[INTERNET Watch]
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