[視点]小学館がプリント版と電子版で復刻版を同時発売

2015年3月24日 / ニュース, ニュースキュレーション

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 小学館が入手困難な昭和の名作をプリント版と電子版で同時発売する新しいレーベル「P+D BOOKS」を発表した。電子版はもちろんだが、プリント版もプリントオンデマンドなどの印刷方法で少部数でも発行が可能なってきたことから、今後、こうした復刻型の出版は増加することが見込まれる。低コストで過去の原版をどのようにデジタル技術でリマスターするのか、そして再利用可能なようにするためのコンテンツマネジメントをどのようにするかはこうした過去資産を持つ出版社にとって鍵となるだろう。

TSUTAYAデジタル特典はバンドル販売の付加価値

 すでに、TSUTAYAとBookLiveはAirbookというプリント版雑誌を購入した読者に電子版を提供する付加価値サービスを提供してきている。これに加え、新たな付加価値サービスとして、「TSUTAYAデジタル特典」を開始した。読者が持つTカードとBookLiveのIDが関連付けられていれば、書店でプリント版を購入したあと、電子的な付録が入手可能になる。例えば、雑誌に未収録のデジタル写真が追加でダウンロードできたりするというものだ。

ニュースソース

  • 小学館、入手困難な昭和の名作を紙と電子で同時発売する新レーベル「P+D BOOKS」[INTERNET Watch
  • TSUTAYAとBookLiveのサービス第2弾「TSUTAYAデジタル特典」がスタート[eBookUSER

 編集部

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