[視点]米国でも電子書籍を読むのはeリーダーからスマホへ

2015年8月26日 / ニュースキュレーション

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 米国では電子書籍を読むデバイスとして、電子書籍専用リーダー(いわゆるeインクディスプレーを採用したeリーダー)が減少し、スマートフォンが増加しているという。これはスマートフォンの大画面化が主な理由のようだ。当初から、日本ではスマートフォンで電子コンテンツの消費が活発で、「手のひら読書」のような言い方がされていたこともある。なにしろ、デジタル機器を何台も持ち歩くよりも、1台でSNSも、メールも、読書も、コミックも、音楽も扱えるということが魅力だったのだ。日本人は手先も器用だったので、多少小さな画面でもそれほど苦ではなかったということもあるだろう。いよいよ、米国でもそうした動きになってきたというところは興味深い。特に、スマートフォンが前提となると、コンテンツのカラー化、インタラクティブ化、リッチ化などが急速に進む可能性がある。これは日米ともに、電子教科書市場などにとって、市場を促進させるという意味で朗報か。

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