[視点]10月1日から海外電子書籍書店も日本向け電子書籍販売に消費税加算開始
2015年9月16日 / ニュースキュレーション
アマゾンなどの海外の電子書籍事業者が海外のサーバーから日本の消費者向けに電子書籍などのコンテンツを販売する場合、消費者には消費税を転嫁せずに行われてきた。そのため、同じコンテンツでも日本で事業を行う電子書籍書店と、海外で事業を行う電子書籍書店では公正な競争が行われてないという指摘があった。紆余曲折を経て、10月1日からは海外の電子書籍事業者も日本向けに販売する場合、消費税を加算することとなった。そのための告知が開始されたと報じられている。逆にいうと、海外の電子書籍事業者の小売価格は税込み表示となり、若干の値上げとなるものと思われる。ひょっとすると、施行直前の販売キャンペーンなどが期待できるかもしれない。
ニュースソース
- 米Amazonと加Rakuten Kobo、10月1日からの日本向け電子書籍の消費税加算について現地ユーザー案内[hon.jp DayWatch]