[視点]米アマゾン社がシアトルに実店舗をオープン

2015年11月9日 / ニュースキュレーション

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 報道によると、アマゾンがシアトルにオープンした書店ではアマゾンの販売ページのコメント欄や評価、買収した書評サービスのグッドリーズの評価などをもとに、店舗の在庫や陳列を工夫するとしている。すでに店舗内の写真も公開されているが、それを見ると特徴的なのは“棚差し”と呼ばれる本の背を見せるような表紙を手前に見せる展示方法ではなく、“面陳”と呼ばれる表紙を見せるような展示方法が多いように見える。一般的に、棚差しの方が面積あたりの在庫効率は高いが、面陳の方が本を見つけやすいというメリットがある。ウェブでの販売では表紙が見えているので、そうした一貫性を意識してのことかもしれない。また、本ごとに読者のコメントや5つ星でのレーティングも表記されているところも従来の書店の展示方法とは異なる。ちょうど日本でいうPOPに相当するような位置づけか。その上にはバーコードらしきものも見えるので、アマゾンのスマホアプリで撮影すると、オンラインから注文するということも可能なのかもしれない。
 アマゾンがO2Oに取り組むとどうのような仕掛けで、どのような展開を見せるのか、そして、アマゾンが得意としている購買データを基づいた仕入れや陳列が実店舗における書店の特徴を演出し、販売効率を上げるのかは興味深いところだ。

ニュースソース

  • 米アマゾン、シアトルで初の書店実店舗をオープンへ[ロイター
  • Amazonがついに開店させたリアル書店フォトレポート、中はこんな感じ[Gigazine

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