[視点]縦スクロールはもはや標準的なフォーマット

2015年11月24日 / ニュースキュレーション

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 縦スクロールをして、コミックを閲覧するというフォーマットは日本ではcomicoがそのさきがけといえるだろう。その後、縦スクロールを採用するアプリやコンテンツも増えている。例えば、先週、インデックスがストリエというラノベの縦読みフォーマットのアプリを発表している。そのようななか、パピレスとGYAOの合弁会社であるネオアルドは自社の電子書籍投稿・編集プラットホームであるupppi(http://upppi.com)で、縦スクロール形式で閲覧するコミック「タテコミ」の作品コンテストを10月29日から開始している。縦スクロールコンテンツが増えている理由は、やはりスマートフォンでの操作のしやすさ、そして、LINEやFacebookなどのSNSが縦スクロールを採用していることから、利用者になじみがあるということがいえるのだろう。さらに、Google Play Booksでも電子コミックの縦スクロールに対応したという。かつてはアニメーションを使って、リアルなページめくりのインターフェースにこだわった電子書籍分野だが、縦組み、横組み、右開き、左開きなどと並ぶ、新たなコンテンツフォーマットとして縦スクロールが一般化しつつある。

ニュースソース

  • パピレスとGYAOの合弁会社ネオアルド主催、次世代コミック「タテコミ」コンテストにプロ作家も続々参加[ニュースリリース
  • 米Google、Android版の電子書籍ビューワアプリ「Google Play Books」で電子コミックの縦スクロールに対応[hon.jp DayWatch

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