[視点]書籍コンテンツをライセンスするベンチャー企業が登場
2016年2月10日 / ニュースキュレーション
2011年に破産した米国の大手書店チェーンであるボーダーズでデジタル担当副社長だった人物がContentOro社という書籍コンテンツの一部をWebサイト用コンテンツ向けにライセンス仲介・加工する企業を立ち上げたということだ。例えば、天体望遠鏡を売るECサイトで、天文関連の書籍コンテンツを掲出したりすることを意図していると思われる。まだ、具体的にそうした掲出をして成功した事例は報道されてはいないのだが、日本でも家電と書籍を販売したりする大手チェーン店が報じられたことがあるし、これまでも専門的なショップでは専門書や雑誌も販売している例は多い。こうしたベンチャー企業が現れるということは、これから書籍コンテンツの新たな利用方法=マネタイズの方法が生まれてくる可能性を感じる。
ニュースソース
- 書籍コンテンツをEC系Webサイトにライセンス仲介する米ベンチャーContentOro社、旧Borders Groupのデジタル担当副社長が立ち上げ[hon.jp DayWatch]