[実証実験]NextPublishingトライアルサービスのススメ(横組書籍編)

2015年2月10日 / 実証実験レポート

LINEで送る

2014年末にOnDeck weekly読者限定で公開した、「NextPublishingトライアルサービス」はすでに試してみたでしょうか? 今回は、制作トライアルサービスで横組書籍を作る方法ついて紹介します。

Digital Book World 2015取材報告会でも利用

 実は今回紹介する横組書籍ですが、2月9日に開催した「Digital Book World 2015取材報告会」で配布冊子の作成でも活用しました。この冊子は、過去4年のDigital Book Woldの取材記事をまとめたもので、製作期間は3時間程度でした。

「Digital Book World 2015取材報告会」で配布した小冊子

 作業方法はシンプルです。各号の原稿をテキスト化し、一部文字の修正(創刊当初行われていた英数字の全角表記を半角表記に変更)と見出しスタイルの設定を超原稿用紙上で行うだけでした。
 あとは、Digital Book World 2015 後編の記事が責了した2月5日に全原稿をパッケージングし、A5正寸サイズのPDFに変換し、プリント・オンデマンドの製造発注を行うという手順です。ここまでの作業が計3時間です。プリント・オンデマンドの製造は京葉流通倉庫を利用しました。ちなみに、完成した冊子が編集部に納品されたのは、翌日(2月6日)の午後でした。

図版の表示方法のいろいろ

 作成した冊子で工夫したのは、図版の表示方法です。超原稿用紙をダウンロードした方は確認されたとおもいますが、ページ上部に図版の縮小方法を示すバーを表示しています。今回は、このバーの活用方法と2つの図版の配置方法を紹介します。
 まず、ページ上部のバーの使い方です。左から「40%」「70%」「100%」と色分けされたバーが用意されています。利用者は変換後にどのくらいのサイズ(この場合、40%か、70%か、100%か)にしたいのかを決め、超原稿用紙に貼り付けた画像をマウス操作で該当する範囲まで拡大縮小するだけです。そうすると、指定内容に応じて画像サイズが調整されるのです。

100%の範囲に調整した様子

変換すると版面の横幅いっぱいに表示されているのがわかる

40%の範囲に調整した様子

変換すると版面の40%のサイズで表示されているのがわかる

 このほか、画像の2種類の配置方法も用意しています。超原稿用紙には図版用のスタイルとして「◎図」と「◎図:位置固定」があり、機能が異なります。
 「◎図」は超原稿用紙で扱われる図版に適用するスタイルです。このスタイルを適用することで、さきほど紹介したサイズ変更などを含めた変換が行われます。この「◎図」ですが、ページ下部に配置される場合、次ページのページ上部に配置されるというルールとなっています。こうすることで、無駄な空行ができずに書籍全体のバランスを保った形で変換されます。

 ただし、この配置は挿絵として図版を使うときに有効ですが、コンピュータの解説書など、文章と図の配置そのものに意味がある場合は不便です。この場合に対応するのが「◎図:位置固定」です。この「◎図:位置固定」を使うと、図版は超原稿用紙上で挿入された位置で表示されます。なお、これらは印刷版にのみ影響するもので、電子版はどちらも挿入された位置にそのまま表示されます。

 このように図版の表示方法も細かくコントロールしているのが超原稿用紙です。まだ試していない方は、この機会にお試しください。
NextPublishing制作トライアル
http://service.nextpublishing.jp/
 

編集部

Facebookにコメントを投稿

コメント

コメントは受け付けていません。



TOPへ戻る