[視点]タテ読みはノベルでも!

2015年5月14日 / ニュースキュレーション

LINEで送る

 縦スクロールさせて読むコミックサービス(「タテ読み」)のCMで有名になったcomicoが、新たにノベル作品の提供を開始した。comicoはこれまでの電子書籍、電子コミック、電子雑誌でありがちなページめくりのメタファなどを一切使わず、スマホに特化したユーザーエクスペリエンスをウリにしたことで、大ヒットをしたプラットホームだ。すでに、2015年3月末には900万ダウンロードされたことを発表していて、1000万ダウンロードの大台にのるのも時間の問題だろう。

 スマートホンにおけるタテ読みというユーザーインターフェースの開発はかなり本質的な問題を象徴していると思う。各デバイスの特性(ハードウエア的にも、利用場面的にも)を踏まえたユーザーインターフェースの採用がいかに重要かということを再認識させられる。スマートホンのゲームなどでも、デバイスの特性を生かしたものがヒットする傾向にあるようで、決して他の環境でのヒット作品を移植すればよいというものでもないのだ。コンテンツについても「ワンソース・マルチデバイス」は理想ではあるが、デバイスに非依存にするということはどういうことなのか、デバイスに依存させるということはどういうことなのかをあらためて考えるきっかけとなる。ビューアのユーザーインターフェースのみならず、コンテンツもデバイス特性を考えて編集すべき余地がありそうだ。

ニュースソース

  • comicoは小説も変えていく――comico、ノベルカテゴリを新設[eBookUSER

Facebookにコメントを投稿

コメント

コメントは受け付けていません。



TOPへ戻る